飛騨探訪 その1

晴れた秋の一日、飛騨を探訪しました。

飛騨市神岡町殿の史跡「江馬氏館跡」の真ん前にある、臨済宗圓城寺のご住職 都竹清隆氏のご案内で、神岡周辺を探訪しました。

飛騨南部へ入っている越中富山石工の足跡を探る旅です。

石仏を見ながら、奥飛騨温泉郷方面へ神通川の上流部となる高原川の本流を遡りました。

県境から35kmさかのぼった高山市奥飛騨温泉郷田頃家付近で川原に下りますと、見慣れた白い長石の粒が目立つ青い石がたくさん!!「神通川石」と呼んでいる安山岩です。

飛騨ではあまり使いませんが、富山では玉石・割玉石として石垣や基壇、縁石に良く使う石なのです。富山あたりでは産出地や由来がわかりませんでしたが、焼岳周辺産であることがわかりました。このあたりの川原は、花崗岩も多く全体が白いイメージです。早月川と似ているなあと思いました。サンプル採集に夢中で、肝心の川原風景を撮影し忘れました。Google Driveで見てください。

富山石文化研究所ブログ

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