富山市パンフレットから その1
実家の母の遺品を整理していたところ、富山市のパンフレットがでてきました。
昭和40年から50年代のものと思われます。
表紙には、富山駅前にある松村外次郎のモニュメント。これは設置当初のモルタルのもので、平成2年にはブロンズで再建されているので、一見様子がちがいます。表紙をめくると朝焼けの市街地というインパクトのある写真。富山城付近からの撮影です。イントロの説明文に「TKAの壮大な計画」という文字が。TKAとは何ぞや?略称としてなじみのない言葉。当時の人たちは知っていたのか?説明は次回にします。
この中には、富山城に関する古いカラー写真がありました。なじみのある構図である、南の内堀越しに天守閣・石垣を見るカットは、改修前のくすんだ富山城で、あらぁと思ってしまいます。
上空からの空中写真と、本丸の東側にあった公園の様子です。
空中写真からは、堀のきれいな水とスイレンがはっきり見えます。今は自然の湧水をとめてしまい、生物のいない魅力のない池になってしまっています。
現在は和風庭園になっているところです。勝手に「ライオン丸」とか呼んでいましたが、れっきとしたライオンズクラブのモニュメントで、噴水とともに印象的でした。ついこの間までその残骸がありましたね。懐かしい風景です。石垣がよく見えます。現在はずいぶん変わってしまいました。
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