立山町栃津の化け物石・続
くだんの化け物石は、富山市町なかの曹洞宗寺院の境内に、確かにありました。
1.5m大の安山岩の玉石の一番上に、長さ75㎝の線状の傷がくっきりついていました。
V字状の溝で、表面の幅は4.5㎝、深さ3㎝あります。
一直線ですね。人工のものに間違いありません。
刀傷ではなくて、石を割る石工さんが、割る目安に付けたもののようです。
結局割らなかったのですけれど。
片側には×印の短い線もありました。刻印ではなく、同様に付けられたものです。
おそらく常願寺川河川敷から持ってきたものでしょう。キズがあったので、伝承はあとから付けられたものと思います。
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