立山町栃津の化け物石

『立山町史』掲載の伝説に、立山町栃津の「善光石」があります。

この石には、1本のまっすぐな刀傷のような線がついています。

伝説では、栃津住人が池田城の途中で三味線をひく女を切りつけたところ石になったという。また女に化けた狐をヤリで突いたら石になったという。

この石を栃津の住人が庭に持ってきたということでした。

それを探しに行きましたが、10年ほど前、これは良くないものだと檀那寺の住職に言われ、富山の寺へもっていってもらったとのことでした。

町史では「善光石」となってますが、当時の調査資料には「善行石」「兵衛石」とあり、今のご当主は「化け物石」と呼んでいたとのことでした。

町史掲載写真

富山石文化研究所ブログ

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