三兄弟になりました!

地蔵さまは、長男次男と違い、舟形光背のお地蔵様で、県道の端に3体で並んで立っておられます。

顔姿は長男次男とそっくり。

残念ながら年代や石工の名前はわかりませんでした。由来も不明。

合掌姿ではなく、宝如意珠という玉をもっていらっしゃる。

この玉はなんでもかなえてくれるありがたい宝です。

いつもはこれを左手に、錫杖という杖を右手に持っておられますが、これは玉だけ。

そういうお姿は、ごくたまに見かけるだけです。

六地蔵の一体にはこのお姿の地蔵さま(大光明地蔵 畜生道から救う地蔵さま)がおられます。

この周辺が、斉ノ神古墳群があったり、ずっとお墓が作り続けてこられた地域を控えるので、それが集落名と関係するのかなと思ったりします。

1枚目は普通に撮影、2枚目は3Dの正面姿です。

これから小字名をとって「中長の地蔵菩薩」さまとお呼びいたします。

富山石文化研究所ブログ

富山の石文化について、最新情報や自分目線の解説を紹介します。 詳細はこちらへどうぞ   公式ホームページ http://tscl.jp/  YouTube  https://www.youtube.com/channel/UCCAxn9KGaCoF5RqXlqlD2nw

0コメント

  • 1000 / 1000