砺波の石積み~亀甲積
東京農業大学の内田均先生が『季刊 庭』に富山の石垣について連載されていることは、以前に紹介いたしました。
先生から、砺波周辺の民家石垣の写真について問い合わせがありました。玉石がうまく六角形に加工され積まれたもので、富山東部にはそのような石積みはほとんどお目にかかったことはないので、ちょっと戸惑いました。
佐伯安一先生の本を調べたところ、「亀甲積み」という説明がされていました。
富山東部での亀甲積は、表面が平らになりますが、砺波のものは丸く飛び出た玉石です。
どうやって積んでいるのか、気になります。
尾田武雄先生と訪れた柳瀬比賣神社の玉垣下の石垣にも、やはりありましたね。
尾田先生によると砺波では多いとのこと。庄川が近いので、石は無尽蔵にある。
車での移動中、そこかしこにあることに改めて気づきました。何度も通っているのに・・・
砺波市柳瀬比賣神社玉垣下の亀甲積石積
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