大阪の石屋
富山城の平成の石垣修理に携わってから15年が経ちました。
その工事を実質的に担当されたのは、大阪の中村石材工業株式会社の熟練石工さんたちでした。
ことし中村石材工業様は、創業100周年を迎えられました。まことにおめでとうございます。
3代目の西川禎亮社長様とは、仕事が終わってからもたびたび連絡をさせていただき、2018年にようやく石垣修理報告書を作成したときにも、多くのご協力をしていただきました。
私の部下だった女性も、工事が縁で西川様の職員の方と結婚し、石屋の嫁になって幸せに暮らしておられます。
このたび記念品を頂戴しました。
社史ともいえる「大阪の石屋」という、石工技術の粋が詰まった御本と、金沢の銘菓紫舟(おせんべい)の中村石材バージョンが入っておりました。
「大阪の石屋」には中村石材様ならでの石屋からの視点が満載、とくに石工さん作業の生の声や姿などが面白いもので、すばらしい論文集になっています。
以前City FMに出演したときのYouTubeのサムネイル画像に使わせていただいた「岡山犬島産の犬の置物」、これは西川社長様から記念品としていただいたものですが、この由来を知らずにいたところ、この本でようやくその由来を知るところになりました。「犬石様」に対して恥ずかしいです…
西川社長様はじめ関係の方々にお礼申し上げます。
0コメント