常願寺川石工の村【中滝村】

中滝村は、上滝町の西にあり、その西に熊野川があります。このまま西へ行くと飛騨街道(東街道)につながります。

江戸時代中滝村に石工はおらず、明治になってから工房ができました。

大浦辰次郎・実相重次郎が見えます。辰次郎は昭和にはいってから親子で神社石造物をつくり、「大浦辰次郎親子」と銘を彫りました。残念ながら息子さんは名前を入れてもらえませんでした。まだ一人前と認められなかったなかったようですね。

明治後期には日清日露戦争で戦没碑の需要が増え、石工が増えたのです。

中央に中滝村(西から) 上奥は上滝町 その先に常願寺川

富山石文化研究所ブログ

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