常願寺川石工の村【二ッ屋村】

常願寺川中流右岸にある立山町西大森地区の下流には、消滅した小字集落として「二ッ屋」があります。

江戸時代末には、二ッ屋村石工の名前として「安川」がいました。

安川石工は、ずっと営業を続けており、つい昨年まで営業を続けていました。私の実家の墓石はこの安川石工で購入したものです。

常願寺川のすぐそばにあり、洪水の危険が高そうなところですが、水は左岸側に流れることが多かったので、割と安定していたのでしょう。

いずれ紹介しますが、ここから上流側へ1.7kmの堤防のところには安政5年の飛越地震の土石流で流されてきた巨石が、水神様として祀られています。洪水が起こっても、この水神様が水の氾濫を防いでくれるという言い伝えを聞いたことがあります。

下流側(北側)からドローン撮影

富山石文化研究所ブログ

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