飛騨探訪 その4
もともと飛騨への探訪のきっかけは、圓城寺のお隣にある瑞岸寺様に「有峰から降ろされた石仏」の存在を知ったからでした。ずいぶん以前に一度拝見し、その後大山歴史民俗研究会の方が調査されていました。
今回越中富山石工が飛騨南部へ入っている状況を再確認するため、再び瑞岸寺様を訪ねたわけですが、都竹ご住職は先の瑞岸寺ご住職でもあり、その石仏の前で初めてお会いしたという御縁でした。
肝心の石仏は、年号(文政13年)があり、経緯も知られたわけですが、集落の地蔵様であったのか、家の守護仏であったのか、年号が何を意味するのか詳しいことはわかりません。墓石でもないようです。石はまぎれもなく立山天狗山石です。
都竹様との貴重な出会いを取り持ってくれた、大事なお地蔵様なのでした。
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