布橋たもとの六地蔵さまと

布橋を渡った東詰には、大きな岩に彫った六地蔵があります。

中世のものとされています。

ほとんど知られていませんが、その北側に並んで、上に四角い穴を彫った大石があります。

手水鉢(ちょうずばち)です。

神社にお参りにいったときに、鳥居からはいってすぐにある穢れ落としですね。

六地蔵の横にあるということは、六地蔵様に参拝する前に手を洗ったのでしょうか、それとも六地蔵に参り、手を洗って、昔あったといわれる姥堂に参詣したのでしょうか?

そうなると、昔の布橋の位置が問題になってきますね。

今の布橋の位置とは違うといいます。


手水鉢は、清掃中です。草と泥にまみれているので、何度か行かないと、きれいになりそうにありません。

赤いのが布橋、下の写真の左上が六地蔵摩崖仏、手前が手水鉢です。

富山石文化研究所ブログ

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