新聞より 時の記念日
しばらく経ってしまいましたが、10日は時の記念日でした。
富山では、富山城二ノ丸に時鐘がありました。
詳しくは、拙著『富山城の縄張と城下町の構造』をご覧くださいね。
ところで、今昭和の古い新聞を調べています。
昭和11年(1936)6月の北陸タイムスの記事です。
「越中時間を打破の人々 時の記念日に表彰
時の記念日に当たり県社会課では、時間励行、時間観念厳守に、地方民一般を指導、啓発してきたる両氏を選定し生活改善会へ推薦したが、同会から表彰されることに内定した。
二名 氏名省略
〇〇氏は寺院住職であるが、五十年間朝に夕べに午の刻に、寸秒の狂いもなく自ら「時の鐘」をついて近郷近在一般民に時間厳守の警鐘となり、〇〇氏は村会議員であるが、毎年の時の記念日に自費で時間厳守の学童を表彰してきた奇特の士である。」
時間を守らない「越中時間」ってあったのですね。
そういえば、19時集合の会合が20時に開会したこと、新聞から40年後でも、よくありましたな。
古い新聞は、面白ネタが盛りだくさんで、見ていてくすっと笑ってしまうこと、多々あります。また拾ってみます。
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