花崗岩の知識 サビ

石工さんの話。

もともと花崗岩には鉄分が入っていて、可溶性鉄分が水とともに石材表面に移動し、酸化したものとされています。キズや節理面などのわずかな間隙にその水が入り込んで、線状・帯状に錆色となって現れるということです。

サビが多い花崗岩、少ない花崗岩とさまざまで、早月川花崗岩は、少ないようです。

富山城でも数石しか見かけません。

錆御影といった呼び方をききますが、このような部分的なサビのある花崗岩とは違います。

富山石文化研究所ブログ

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