季刊庭NIWA
季刊誌「庭」という雑誌があります。庭園のプロが技術やコツを伝える目的で、建築資料研究社が刊行しており、最新刊は245号になります。
この雑誌の連載に、「現場で役立つ 職人の知恵と技術」があり、東京農業大学の内田均先生(環境植栽学)が執筆しておられます。シリーズ「石積編23」は石川の石がテーマで、【242号】戸室石(1)、【243号】戸室石(2)、【244号】観音岩石、、【245号】碧玉・那谷寺 が掲載されています。次号からの「石積編24」は富山の石がテーマとなる予定です。
石川編ではもちろん金沢城石垣がメインになっていたわけですが、富山編では富山城石垣関連のほか、民家などに残る玉石積石垣に注目されました。
富山城石垣については私の執筆したものをご覧いただいたわけですが、卒業生でもある久郷一樹園社長様の案内で現地にも訪れられたということでした。久郷一樹園様は、富山城の地下駐車場側石垣の施工を担当され、私どもから明らかに復元とことなる石積みにするよう指示があり、早月川ではなく片貝川から花崗岩を持ってきたということを先生を通じて聞き知り、懐かしく思いました。
次号をご期待ください。残念ながら県内図書館にはないようです。電子書籍出見ることができます。
雑誌にはほかにも庭園等に関する興味深い記事が盛りだくさんです。
なお、内田先生は、地域環境科学部地域創成科学科で、地域の自然を適切に保全・再生する保全生態学研究を教えておられるということです。
https://www.nodai.ac.jp/application/files/8114/9195/8762/pamphlet_regi_innova.pdf
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